この間「高慢と偏見」について記事を書いてたら「高慢と偏見とゾンビ(’16)」ってのがあって、観る気はなかったけど観ることになった。そもそも「~ゾンビ」を観る前に「高慢と偏見」のあらすじと見所を抑えときたいところ。手っ取り早く「プライドと偏見 (’05)」を観たらいいと思う。
18世紀後半、イギリスの田舎に住む5人姉妹。ある日、村の豪邸にお金持ちの紳士が引っ越して来た。舞踏会が開かれると、姉妹の母親は彼女たちの結婚相手を見つけようと必死になる。そこで次女のエリザベスが出会った相手は、プライドが高い男ダーシー。出会いは最悪そのものだった。でも気になる存在になる。お互いを知っていくうちに惹かれていく…
この時代の女性は遺産相続権がないため結婚が全てだった。そんな時代、自分らしく生きたいと強く願うエリザベスは他の女性とは少し違っていた。図々しい母親に対して娘たちを暖かく見守る父親がまさに理想的だ。「プライドと偏見」自体、完成度が高いからお勧めしたい。若き日のキャリーマリガンも姉妹役でいるし。
「高慢と偏見とゾンビ」はこの原作の設定と時代は忠実に沿っているのだが「ゾンビに噛まれると感染する」という設定が加えられただけだった。B級映画なのかなと思っていたけど、キャストや脚本は普通だった。期待せずに観たためか、意外に面白かったのだ。原作のファンはもちろん「最低」と声を揃えるかもしれないが、変にコメディにせずに忠実だと思った。
ホラー、スリラー、ジャンル問わず観るべきなんだろうけど、怖くて観れないのがほとんどだ。だけど、コメディホラーのようなジャンルは存在するから、少しグロいのが平気なら正直怖がらなくていい。ゾンビを言い始めると「バタリアン(’85)」から「バイオハザード(’02)」まで色々あるし、流行りの「ウォーキング・デッド(’10~)」は、実はヒューマンドラマなんだとか語ろうと思ったけど掘り下げられないかもしれない。
と思っていたら、最近話題の「カメラを止めるな!(’17)」が面白そう。予告だけじゃあらすじが掴みにくい感じが、リアルに怖いパターンかと思ったけど、色々違うらしい。「ゾンビランド(’09)」と「ウォーム・ボディーズ(’13)」は面白かったけど、これいろんな意味で気になる!
話題の映画『カメラを止めるな!』上田監督 借金まみれホームレス同然からの大逆転
[amazonjs asin=”B00G31BSGU” locale=”JP” title=”プライドと偏見 (字幕版)”][amazonjs asin=”B06XD7RTSR” locale=”JP” title=”高慢と偏見とゾンビ(字幕版)”][amazonjs asin=”B00FW6749C” locale=”JP” title=”バイオハザード (字幕版)”][amazonjs asin=”B00Z5SQ7RW” locale=”JP” title=”ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン1”][amazonjs asin=”B00JO5OE8Q” locale=”JP” title=”ゾンビランド (字幕版)”][amazonjs asin=”B00I7IAFIY” locale=”JP” title=”ウォーム・ボディーズ (字幕版)”]
この記事へのコメントはありません。