恋愛に続編はない

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天沢聖司(あまさわせいじ)を知っているか?

”王子様”の代名詞でも使われるほど有名な青年に、人類の大半は一度は恋をしたことがあるだろう。ジブリ映画「耳をすばせば」のヒロイン雫(しずく)の青春の相手であり、この映画の王子様だ。このアオハル代表のような作品を初めて観たのはいつ頃だろうか、小学生か中学生。私がまだ10代で、青春と天沢聖司に胸をときめかせていた頃、思っていたことを口にしてみた。今でも忘れないが、映画のエンドロールが流れるテレビ画面を前に「この10年後の続編とか作ればいいのにね!」と純粋な気持ちで隣にいる母に言ってしまった。そして母の「そんなのある訳ないじゃない。」の一撃で私の淡い期待は消えた。それ以上会話をした記憶はないが、その一言にさまざまな現実を含んでいることは幼い私でさえ悟ることができたのだ。

さあ、そんなショックも和らいできた今日この頃、考えてみた。そもそも恋愛作品に続編ってアリだろうか?ナシだろうか?

映画「ビフォア・サンライズ(’95)」は、続編「ビフォア・サンセット(’05)」「ビフォア・ミッドナイト(’14)」の三部作になっている。有名な恋愛映画だけど、私はこれらをちゃんと観たことがない。内容がわからないまま語るが、外観から拝見するに、この恋愛には続編が存在していることがわかる。『恋愛映画に続編があるということは、もうネタバレしている』と最初から諦めている自分がいる。私は昔のように恋愛に続編があると知ると胸が高鳴るどころか、楽しめなくなっているようだ。それとも、私の楽しみ方が間違っているのだろうか。

でも、どうやら人類は恋愛に続編を欲しがるらしい。

『耳をすませば』松坂桃李&清野菜名主演で実写映画化、雫と聖司の物語に10年後のオリジナルストーリー

 

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