ドラマ「wolf like me」ジャケットが地味すぎる

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もう12時だというのに、朝7時みたいな気分だ。というのも、ドラマ「wolf like me2回目の鑑賞を昨晩してたらほぼ朝だったからだ。夜おとなしく布団に入って寝るのが幼い頃から苦手だ。大人になってもそれは難しい。

ドラマを観ていて、タイトルから少しネタバレになってることに途中で気づいた。アマゾンプライムに邦題を付けず地味なジャケットで置かれてはあまり気づかないのかもしれない。

なんとなく観始めたこのドラマにハマってる理由は大いにアイラ・フィッシャーにある。顔が可愛くて、色気があって、フェミニンな印象であるが一癖ある役がほんとにちょうどいい。映画「お買いもの中毒な私!(’09)」も映画「バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(’12)」もキレッキレでハマり役だった。逆に映画「グランド・イリュージョン(’13)」は、なんか物足りなさを感じた記憶がある。

1話目、フィッシャー演じるメアリーが全力で街中を走るシーンがある。観ていて爽快で、そして彼女が美しい。お気に入りのシーンだ。1話を観て「こういう変な女好きだな」と改めて感心していた。もちろんキャラクターとしてだ。映画「世界に一つのプレイブック(’12)」のティファニーみたいにクレイジーだけど心の中はあったかい、そんな人物像だ。

グルメコメントをする時、食べ物を食べ物で例えてはダメだと聞いたことあるけど、映画のキャラクターを映画のキャラクターで例えてしまった。まあいいや

そして、メアリーの車がワンドアのラングラーなのと(ゴツい車に乗ってるかわいい女の人が好き)、キルトを作るのが趣味で家にハギレが散らばっていたり、アイロンが無造作に置いていたり、散歩する時のジャケットがキルトだったり、事細かに人物像を描かれている。

相手役の俳優ジョシュ・ギャッドは、映画「ラブ&ドラッグ(’10)」でジェイク・ギレンホールの気持ち悪いルームメイト役?で微かに覚えていた。今回は、妻を亡くして傷が癒えない娘想いの父親を演じている。一生懸命ひとり娘を愛するその姿は、相変わらず太ってるけど、かわいい役が似合っている。走る背中が愛おしい。

ディレクターと脚本が、オーストラリア人で、配給会社がUKのpeacock originalだ。アメリカ人俳優を使ってて、なんか珍しさを感じた。舞台がオーストラリアのアデレードという地方都市だ。初めて聞いたけど、自然もあって治安も良さそうな土地で今気になっている。

脚本や映像に特別何かを感じたわけではない。物語は、ファンタジーやSFに近いし、予告やジャケットを観るとホラーにも取れた私からすると、しっとりした愛のお話だった。シーズン2も制作決定らしい

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