ついこないだ、友人が家に泊まりにきた。DVDでも観るかって話になって「The O.C (’03)」を見返すことにした。
「The O.C(’03)」カルフォルニアの貧しい地区、チノで育った青年ライアンが、コーエン家との出会いがきっかけで高級住宅街オレンジカウンティ(OC)で暮らすことになる。ティーンエイジャーならではの恋や家族の悩みに奮闘しつつも、自分の人生を築いて行く青春ドラマ
ヒットはしたが、この手のドラマ(例:ゴシップガール)に、ありがちなドタバタが一瞬にして起こりフェイドアウトするようにドラマが終わってしまった。が、やっぱりシーズン1は最高にいい!ただ、ここで言いたいのは、おすすめしたいわけじゃない。
中学生の頃、クラスの子と録画したビデオを貸し借りしていたのを思い出した。私の青春が詰まったドラマだ。つまりは、追憶するのにちょうどいい。
10年以上前のドラマを見ていると「この時主人公こんな気持ちだったのか!」と当時は理解できなかった物事を整理する。自分の成長に感心しつつも、当時は何を理解してこれが好きだと思っていたのかと不思議に思ったりもする。それでもやっぱり、時を置いて観るとまた新鮮だから、映画も見返すのがやめられない。同じところで悔しい気持ちになったり喜んだり笑ったりするのは変わらない。
ライアンがコーエン家に引き取られるが、その隣に住むマリッサと意識し始める。今回見返して思ったのは、マリッサ役のミーシャ・バートンがブチ抜けて可愛い。
このドラマでは主役級だったが、わがままな態度が影響して降板になったようで、要するにクビになったそうだ。今は落ちこぼれた女優になったというゴシップは置いといて、この時のミーシャバートンはやばい。カルフォルニアガールとしての日焼け加減が絶妙で、メイクが今見ても古くない。他の女優の化粧は、アイシャドウがパープルやらピンクやら古臭く見えるが、彼女だけは変わらず可愛く見えて仕方なかった。
当時はそんなことはどうでもよくて観ていたが、時が経って見ると着目する点も新たに出て来るのだ。
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